大荒れレースを3連単で当てたらどうなる？過去の高額配当をご紹介します

3連単は、的中率が低いものの大きな配当を期待できる券種。

場合によっては10万どころか100万円以上もの払い戻しを獲得できる事もあります。

まさにロマンの塊とも言える3連単ですが、これまでの最高配当はいくらなのか気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は「3連単の最高配当・過去に大荒れしたレース」についてご紹介します。

高額配当が出たレースや大荒れレースを3連単で当てた予想家の事例も併せてご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

競馬における3連単の平均配当

まず始めに、3連単の平均配当がいくらなのかをご紹介したいと思います。

競馬における3連単の平均配当は以下の通りです。

開催	平均配当
中央競馬	120,000円
地方競馬	60,000円

中央競馬が120,000円。

地方競馬が60,000円です。

地方競馬の平均配当が低くなっているのは、馬同士の実力差がほとんどなく順当な決着が多いという事が要因と考えられます。

全券種の中で2番目に平均配当が高い3連複でも約2万円なので、3連単がいかに大きく稼げる券種であるかという事がお分かりいただけるでしょう。

3連単の歴代最高配当は2,983万円

3連単の歴代最高配当が出たのは2012年8月4日の新潟5Rです。

レース前のオッズで2.6倍というダントツ人気となったダイワフェームがスタートダッシュに失敗。

一方、14番人気の大穴ミナレットが好スタートを切ると、2番手から追走します。

その後、直線に差し掛かるところで一気に先頭に立ち、追随を許さず1着でゴール。

2着に12番人気のヘイハチピカチャン、3着に10番人気のファイヤーヒースが続くという大荒れの展開となりました。

その結果、3連単の払い戻しはJRA歴代最高配当の2983万2950円。

2023年現在でも抜かれることのない記録となっています。

大荒れ！3連単で高額配当が出た3つのレースをご紹介

競馬における3連単の歴代最高配当をご紹介しましたが、他にも3連単において高額配当が出たレースは数多くあります。

という事で、ここでは3連単で高額配当が出た3つのレースをご紹介。

具体的には以下のレースです。

• 2023年8月20日札幌7R
• 2023年6月18日函館8R
• 2022年5月8日NHKカップ

どのレースも大荒れの展開となっています。

それぞれ詳しく解説するのでご覧ください。

札幌競馬史上最高配当！2023年8月20日札幌7R

3連単で高額配当が出たレース1つ目は2023年8月20日札幌7Rです。

レース前は、オッズ1桁台の馬が3頭のみと、かなり実力が偏ったレースであると思われていました。

ただ蓋を開けてみると大荒れの展開になります。

14番人気のワレハウミノコが直線で驚異的な伸びを見せて1着。

2着には人気最下位のシャドウエリス、3着に9番人気のポーレットが入選しました。

これにより、3連単の配当は1,773万円を記録。

札幌競馬場史上最高配当となりました。

1着のワレハウミノコに騎乗した富田暁騎手は「本当ですか！人気はありませんでしたが、そんな馬ではないと思っていました」とコメント。

歴史に残る記録を打ち立てた事に対する驚きを隠せない様子でした。

函館競馬史上最高配当！2023年6月18日函館8R

続いてご紹介するのは2023年6月18日函館8R。

レース前はオッズ1桁台の馬が5頭となりこの5頭で入線を争うと思われていました。

スタート直後は、下馬評通り人気上位5頭が前方で争いを繰り広げます。

ただ、レース中盤に差し掛かるとこの5頭は徐々に失速。

逆に、後方から8番人気のプルスウルトラや15番人気のハイライフが前に出てきました。

そして最終直線に差し掛かると殆どの馬が横並びになる一騎打ちに。

大外から一気に伸びてきた8番人気のプルスウルトラが1着でゴールしました。

それに続いて15番人気のハイライフが2着、3着には12番人気のフィルムスコアという結果になっています。

これにより、3連単の配当は619万6220円を記録。

函館競馬場史上最高配当となりました。

3連単153万円の大荒れ！2022年5月8日NHKマイルカップ

最後にご紹介するのは2022年5月8日NHKマイルカップ。

レース前のオッズは、18頭中1桁台の馬が4頭。

基本的にこの4頭の一騎打ちになるのではと予想されていました。

スタート直後の人気上位4頭は、中団に位置づけます。

その後は大きな入れ替わりがないまま最終直線へ突入。

すると内側から一気に伸びてきた4番人気のダノンスコーピオンが1着でゴールします。

続く2着は3番人気のマテンロウオリオン。

そして3着には人気最下位のカワキタレブリーが入線しました。

1・2着は順当であったものの、3着に人気最下位が絡むという大荒れの展開。

その結果、3連単の配当は153万2370円となりました。

G1で大波乱が起きたという事もあり、2022年の印象的なレースとして記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。

大荒れレースを3連単で当てた3人の予想家をご紹介

3連単で高額配当が出るレースというのはそう簡単にありません。

ただ、実際の例を見ると、自分にもチャンスが来ないかという期待を抱きたくなるのも当然でしょう。

という事で、ここでは大荒れレースを3連単で当てた以下3人の予想家をご紹介します。

• ニートボクロチキン
• タム乙競馬
• 強運ニートの競馬日記

具体的にどのような予想をしているかという事が分かるので、高額配当を狙いたい場合は参考にしてみてください。

ニートボクロチキン

ニートボクロチキンは、主に競馬に関する動画を投稿しているYouTuberです。

チャンネル登録者数は約40万人と、競馬YouTuberの中でもトップクラス。

多くの競馬ファンが予想の参考にしたり、レースの検証結果を楽しんでいます。

そんなニートボクロチキンは、大荒れのレースを3連単で的中させた事がありました。

こちらは「【全全全】大荒れ重賞で３連単全通り買いしたら驚きの結果に！」というタイトルの動画。

再生回数は55万回と、ニートボクロチキンの中でも特に人気の動画となっています。

この動画では「大荒れ重賞」と言われているダービーチャレンジTにて3連単フォーメーション全通りを購入。

一攫千金を狙いに行くという事を趣旨にしています。

※3連単フォーメーションの概要を詳しく知りたい方は別記事でご紹介しているのでそちらをご覧ください。

そもそも荒れる展開にならなければ、そこまで配当に期待できないと思われますがどのような結果になったのでしょうか。

投資金額	336,000円
払い戻し	29,210円
収支	−306,790円

投資金額336,000円に対して、払い戻し金額は29,210円。

306,790円のマイナス収支となってしまいました。

このレースは「3番人気-2番人気-5番人気」という比較的固い決着に。

そこまで大きな配当ではなかったことから、大きく損をしてしまったようです。

タム乙競馬

タム乙競馬は様々なレースを検証している競馬系YouTuber。

チャンネル登録者数は2,600人とあまり多くはありません。

ただ、定期的に再生数1万超えを叩き出しているので、コアな競馬ファンから支持を得ていると言えるでしょう。

そんなタム乙競馬も、大荒れのレースを3連単で的中させています。

こちらは「タム乙動画史上最高三連単配当GET。三連系馬券師はこうやって逆転する」というタイトルの動画。

「少額投資で高額回収」をモットーに3連単で18レース分を勝負した結果を紹介しています。

その結果は果たして…

投資金額	49,900円
払い戻し	178,090円
収支	＋128,190円

投資金額49,900円に対し、178,090円の払い戻しを獲得。

128,190円のプラス収支となりました。

ここで注目すべきなのが的中率が5％ということ。

なんと初戦から15戦連続不的中という大型連敗を記録しています。

ただ、16戦目で10番人気が1着という大荒れのレースを見事に当てた事で高額配当を獲得。

18戦中1勝しかしていないのにも関わらず最終的な収支は大幅なプラスとなりました。

この事から、3連単は1度でも的中すれば一気にプラスにもっていける券種と言えるでしょう。

強運ニートの競馬日記

強運ニートの競馬日記は、主に重賞レースの検証結果を紹介している競馬YouTuber。

競馬だけで生活するニートが日々奮闘する様子に多くの競馬ファンが釘付けとなっています。

まさにネオニートとも言える強運ニートの競馬日記ですが、大荒れのレースを3連単で的中させる強運っぷりを発揮しました。

こちらは「強運ニートの競馬日記#38、1460万馬券、２月１２日㈯編」というタイトルの動画。

再生回数は18万回を超えており、強運ニートの競馬日記チャンネルにおいて最も再生されています。

この動画では、強運ニートの競馬日記が厳選した中央競馬のレースで勝負した結果を紹介。

基本的に3連単軸2頭流しで勝負をしています。

果たしてその結果は…

投資金額	145,700円
払い戻し	14,800,780円
収支	＋14,655,080円

投資金額145,700円に対し、払戻金額は14,800,780円。

なんと14,655,080円プラスというニュースになってもおかしくないような利益を獲得しています。

それもそのはず、2022年2月12日東京12Rにおいて3連単の払い戻しが14,600,040円という超大荒れのレースを的中させました。

これは俗に言う「1,000万馬券」。

僅か100円という投資金額で一瞬にして大企業幹部の年収レベルの金額を手にしてしまうとは驚きですね。

やはり3連単は一瞬で人生を変えられるようなロマン溢れる券種と言えるでしょう。

3連単大荒れまとめ

今回は「3連単の最高配当・過去に大荒れしたレース」についてご紹介しました。

3連単は一攫千金を狙える魅力あふれる券種。

過去には、3連単において1,000万・2,000万といったとてつもない払い戻し金額を叩き出したレースも存在します。

もちろん、これだけの高額配当はそう簡単に出る事はありません。

ただ、誰にでもチャンスは平等にあるので競馬で人生を変えたいという夢を描いている方は3連単勝負をトライしてみてはいかがでしょうか。

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