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6月~9月の間に開催される夏競馬。
世の中には、夏競馬に対して「難しい」「当たらない」「荒れる」などといったネガティブな感情を抱いている方が多いようです。
確かに、普段の競馬とは異なる部分が多い特殊な期間ではあります。
ですが、押さえるべきポイントをしっかりと把握していれば、夏競馬でも充分に楽しむ事ができるでしょう。
そこで今回は夏競馬が荒れる理由から特徴、当てるためのコツと必勝法をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
早速、夏競馬に関して詳しくご紹介!といきたいところですが…
本記事をご覧になる目的として、夏競馬で大きく稼ぎたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、まず始めに夏競馬の荒れたレースで圧倒的な結果を残す競馬のプロをご紹介したいと思います。
名前 | ジャンル | 成績 | 的中率 | 収支 |
---|---|---|---|---|
キャプテン渡辺 | お笑い芸人 | 2勝8敗 | 20% | +53,400円 |
KEIBA@ | 競馬予想サイト | 7勝3敗 | 70% | +497,900円 |
タクスポ競馬 | YouTuber | 4勝6敗 | 40% | +38,900円 |
プレミアム | 競馬予想サイト | 10勝0敗 | 100% | +253,900円 |
田原成貴 | 競馬評論家 | 3勝7敗 | 30% | +24,120円 |
邪推師GANMA | YouTuber | 5勝5敗 | 50% | +10,120円 |
夏競馬で特に素晴らしい記録を残しているのが「プレミアム」と「KEIBA@」という競馬予想サイトでした。
プレミアムは驚異の的中率を記録。
10戦10勝で的中率100%という、とてつもない予想精度を誇っています。
また、KEIBA@はプレミアムには劣るものの的中率70%を記録。
それ以上に、僅か10戦で50万円近い利益を叩き出しています。
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夏競馬で手っ取り早く稼ぎたいと考えている方は、ぜひ一度でもいいのでチェックしてみてはいかがでしょうか。
世間的に「難しい」というイメージが染み付いている夏競馬。
果たして、一体何が難しいのか。
様々な要因が考えられますが…
最大の理由は「荒れる」からと言えるでしょう。
レースが荒れる=多くの人が想定できなかった展開になるという事です。
そのため、荒れやすければ荒れやすいほど、予想が難しくなるのも必然と言えますね。
夏競馬のレースの開催日程や概要については別記事でまとめているので、そちらをご覧ください。
夏競馬は、他の期間に開催されるレースよりも荒れる事が多いと言われています。
そもそも何故、夏競馬は荒れるのか。
考えられる理由は以下の5つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
夏競馬は、以下6つの競馬場で開催されます。
それぞれの位置関係を見ると、北は札幌で南は小倉と地方での開催となっています。
この中で最も離れているのは、小倉競馬場から札幌競馬場の区間。
競走馬はこの区間は馬運車という輸送者に乗って移動します。
距離は1,926km、所要時間は28時間かかるので、輸送される競争馬にとって相当なストレスとなる事でしょう。
実際、競走馬には輸送によるストレスを感じやすい「輸送に弱い馬」がいます。
そのため、実力があってもストレスが原因で本来の力が発揮できないなんて事もしばしば。
長距離輸送による影響を受けた人気馬が凡走して、荒れるといったケースが多くなっています。
夏競馬が荒れる要因の1つとして、開催競馬場の直線距離が短いという事が挙げられるでしょう。
以下の表は、夏競馬が開催される競馬場と主要競馬場の直線距離と高低差を表しています。
競馬場(※は夏競馬開催競馬場) | 直線距離 | 高低差 |
---|---|---|
※札幌競馬場 | 266.1m | 平坦 |
※函館競馬場 | 262.0m | 平坦 |
※福島競馬場 | 292.0m | 平坦 |
※新潟競馬場 | 359.0m | 平坦 |
※小倉競馬場 | 293.0m | 平坦 |
※中京競馬場 | 412.5m | 2.0m |
東京競馬場 | 525.9m | 2.0m |
中山競馬場 | 310.0m | 2.3m |
阪神競馬場 | 356.5m | 1.8m |
夏競馬が開催される競馬場は、新潟競馬場と中京競馬場を除いて全て直線距離が300m以下です。
直線距離が短ければ短いほど「逃げ」や「先行」の馬が、後続に抜かれるといった事が少なくなります。
そのため人気馬が差しきれないケースが多くなり結果的に荒れやすくなるのです。
また、夏競馬が開催される競馬場は直線の高低差が平坦という共通点があります。
直線が平坦であれば、最後まで失速する事なく駆け抜けやすいです。
なので実力がない馬でもスピードに乗る事ができ、馬券に絡んでくる確率が高くなります。
そうなれば、どのレースでも荒れる結果になってもおかしくないでしょう。
夏競馬の開催期間である6月~7月は梅雨の時期でもあります。
レース開催日もしくは前日に雨が降れば、その雨量によって馬場状態は最悪と言えるでしょう。
馬場が荒れると実力馬でも本来の力を発揮しにくくなります。
そのため、人気馬が凡走して人気のない馬が馬券に絡んでくるといった可能性も十分にあり得るのです。
夏競馬が開催される競馬場の中で、最も梅雨の降水量が多い地域に点在しているのは新潟競馬場。
特に7月中旬がピークとなるので、この時期に新潟競馬場で開催されるレースは荒れる可能性が高いという事を念頭に置いておきましょう。
最近の夏といえば、毎年のように過去最高気温を更新するなど、猛暑日が多くなっています。
そこで懸念されるのが、気温上昇による夏バテや熱中症。
それは人間のみならず馬にとっても脅威となります。
競走馬のほとんどは、日本でも比較的涼しい地域である北海道出身です。
そのため、暑さに慣れていない馬も多く、出走前の時点で夏バテをしてしまうといったケースがあります。
人気馬が夏バテをする可能性も十分にあり得るので涼しい時期と比べると夏競馬は荒れると言われているのです。
夏競馬が荒れる大きな要因の1つとしてハンデ戦の重賞が多いという点が挙げられます。
2023年の夏競馬で開催される重賞は全部で22レース。
そのうち、約1/3のレースがハンデ戦となっています。
そのため、実力馬が出走したとしても斤量の差がないレースよりも荒れる可能性が高くなるのです。
夏競馬は普段の競馬と比べ荒れる事が多く、いつも通りの考えでは通用しないでしょう。
なので、攻略するためには、夏競馬の特徴や傾向をしっかりと把握しておくことが重要です。
という事で、ここからは夏競馬を攻略するために把握しておきたい以下5つの特徴と傾向をご紹介します。
それぞれ詳しく解説していきます。
競馬におけるG1レースは競馬ファンのみならず、あまり知識のないライトな層からも注目されています。
ただ、それがG3になるとどうでしょう。
夏競馬の重賞はほとんどG3なので、競馬の知識が浅い方からの関心がかなり低いです。
加えて、海水浴やBBQといった娯楽が多いシーズンでもあるので、競馬好きの方ですら馬券を購入しないなんて事もあります。
なので、夏競馬で馬券を購入する人たちは必然的に、競馬歴の長い玄人が多い状況となるでしょう。
そうなると、普段の競馬と比べて大きく変化するのがオッズです。
素人の方はそこまでオッズに注視していませんが、玄人の方はレース直前までオッズを気にしています。
そのため、予想の締切直前にオッズが変動するケースが多く、当初想定していたよりも配当が少ないといった事もあるのです。
よって、夏競馬では締切直前までオッズに注視することが重要と言えるでしょう。
夏競馬の大きな特徴として休養する有力馬が多いという点が挙げられます。
そもそも夏競馬では、G1レースが開催されません。
なので、秋のビッグレースに向けてG1クラスの馬は休養期間に入ります。
その結果、夏競馬に出走する馬の実力が拮抗し混戦模様となるのです。
稀に、札幌や函館といった北海道の競馬場でのレースに出走する馬がいますが、そのほとんどが出走手当目的。
最初から勝つつもりで出走していないので名前だけを見て判断するのは危険と言えるでしょう。
「夏は牝馬だ」という格言があるように、夏競馬は牝馬が強いというイメージが定着していると言えるでしょう。
実際、牝馬が夏に強いという事を裏付けるデータがあります。
夏競馬 | 冬競馬 | |
---|---|---|
勝率 | 6.9% | 5.5% |
連対率 | 22.5% | 11.2% |
複勝率 | 21.5% | 17.1% |
上記の表は、牝馬の夏競馬と冬競馬それぞれにおける、勝率・連対率・複勝率を比較したもの。
見て分かる通り、夏競馬の方が牝馬の勝率は高いです。
その理由というものはあまり明確になっていませんが、生物学的な視点から以下の見解がなされています。
(引用元:中日スポーツ)
言い回しから下ネタのように見えてしまいますが…
牡馬の睾丸は夏場になると、種の保存という目的で暑さを緩和するため、空気に触れる面を少しでも増やそうと腫れ上がるそうです。
睾丸が大きくなればなるほど、牝馬の体重にも影響してきます。
そのため、睾丸がない牡馬は牝馬よりも体重が軽くなり、より軽快な動きをしやすくなると言えるでしょう。
夏競馬で勝負する際は、パドックの時点で牝馬の睾丸に注目しておくのも良いかもしれません。
競馬界では昔から「西高東低」が指摘されてきました。
それは夏競馬も同様で、毎年のように関西馬が関東馬に大きく勝ち越しています。
夏競馬の開催場所を見ると、東日本が多いので関東馬が有利に思えるでしょう。
ですが、関西馬のトレセンがある栗東は、IC付近に立地しているため交通アクセスがとても良いです。
一方、関東馬のトレセンがある美浦は交通の便が非常に悪い事で知られています。
例えば、関東からのアクセスが良い新潟競馬場への所要時間は、どちらも6時間半とほとんど変わりません。
そのため、関西馬にとって競馬場への輸送距離はそこまで大きなハンデとなっていないのです。
元々の実力は関西馬の方があるので、それを踏まえると夏競馬の勝率が高いというのも納得できるでしょう。
夏競馬ではステイゴールド産駒が活躍する傾向があります。
ステイゴールドはとても気性が荒く、種牡馬になってからも牧場で暴れ出すなど、勢いのある馬として有名です。
その血統を受け継いだ馬たちは、激しい気性ゆえに好不調の波が大きいですが、夏競馬ではそれがプラスに働きます。
人間同様、競走馬も暑い条件下ではバテてしまう事が多いです。
ですが、ステイゴールド産駒は厳しい条件に屈しないタフさを持ち合わせています。
実際に、夏競馬でのステイゴールド産駒の成績は優秀で…
単勝回収率 | 102% |
---|---|
複勝回収率 | 89% |
2,000頭以上が出走して単勝回収率102%、複勝回収率89%という素晴らしい数値を残しています。
ただ、年々ステイゴールド産駒は少なくなってきているので、今後はそれに代わる気性の荒い産駒に注目するのが良いでしょう。
夏競馬が荒れる理由や特徴・傾向についてご紹介してきました。
ただ、これらを押さえていたとしても、夏競馬を予想を当てるのは難しいです。
つまりは、分かっていても当てる事ができないということ。
ですが、これまでに様々なレースを検証してきたうまネタが編み出した、夏競馬でも当てるコツや必勝法というものが存在しています。
それは以下の5つ。
それぞれをしっかりと把握して、夏競馬を楽しみましょう。
例年夏競馬で活躍した騎手がその年のリーディングになる事が多いです。
例えば、2020年に新潟競馬場のリーディングに輝いた岩田望来騎手。
年間76勝のうち、約1/3にあたる20勝を夏競馬の期間だけで挙げています。
さらに凄いのは、前年2019年の新潟競馬場のリーディングに輝いた藤田菜七子騎手。
年間勝利数は43勝にとどまったものの、そのうちの4割にあたる18勝を夏競馬の期間にもぎ取りました。
このように、夏競馬を制するものはリーディングを制すると言っても過言ではないほど、この期間の調子は成績に大きく影響します。
もしも、将来を嘱望されている騎手が頭角を表してきたのであれば狙い目です。
リーディング候補の騎手は、上位騎手と比べると人気が集まりにくいので配当面でも大きな期待ができるでしょう。
夏競馬の期間は人気馬が休養に入るため、春や秋と比べると出走する馬のレベルが低いです。
そのため、実力が拮抗して予想が難しいレースが増えます。
もちろん難しいレースを当てれば、その分の払い戻しは大きくなるので「稼ぐ」という点においては勝負するのも良いでしょう。
ですが、高額配当を獲得できる可能性よりも馬券自体が当たる確率の方が低いので、トータルの収支で考えるとマイナスとなる可能性が高くなります。
夏競馬は難易度の高いレースが続くので、収支がマイナスにならないためにもレースの見極めを徹底しましょう。
夏競馬は2歳馬を積極的に狙いに行くと良いでしょう。
2歳馬は、出走歴が浅いためデータが少なく予想が難しいと感じる方も多いはずです。
ですが、それを逆手に取る方法があります。
それはパドックに注目するという事です。
2歳馬は精神面が発達していないため、パドックの周回中に落ち着きがなかったり、うつむいてのんびりと歩いたりと態度に現れやすくなります。
そのため、パドックに注目していれば、レースに向けたやる気があるかないかを判断しやすくなるのです。
明らかにやる気がなかったり集中力を欠いている馬は凡走する可能性が高くなります。
多くの人は2歳馬で勝負するのを避けがちなので、敢えて狙いに行く事で大きな配当を手にする事ができるでしょう。
夏競馬で勝負する際は怪しい人気馬を切り捨てるのがおすすめです。
これを聞くと「さすがにリスクがあるのでは」と不安になるかもしれません。
ですが、競馬において年間を通して馬券を買う人の95%はマイナス収支となっている事実をご存知でしょうか。
つまり、多くの人が実践している方法で勝負すれば負けるということ。
特に損するリスクを恐れ、人気馬しか買わなければ大きなリターンを狙う事ができません。
少額からでも良いので、人気馬ばかりではなく穴馬も予想に含んでみてください。
夏競馬が開催される競馬場は、全国的にも直線距離が短くなっています。
そのため、最終直線で勝負する馬よりも、コーナーで加速する「小回りが利く」タイプの馬が有利と言えるでしょう。
小回りが得意かどうか判断するには、その馬の3Fのタイムに注目してみてください。
直線距離が短い競馬場では、3Fのタイムが35秒台の馬が3着以内に入りやすいとされています。
そのため、夏競馬で予想する際は馬柱を確認して小回りが得意な馬を優先的に選択するとよいでしょう。
今回ご紹介した内容をしっかりと押さえておけば、夏競馬をより楽しむ事ができるでしょう。
とは言え、競馬自体が公営ギャンブルの中で最も予想を当てるのが難しい競技と言われています。
なので、競馬で当たる確率を少しでも上げるには、多くの情報を収集しなければならなく、かなりの手間がかかるでしょう。
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