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みなさんは、競馬の脚質についてどれくらい知っていますか?
競馬を楽しんでいる方であれば、1度は「脚質」という言葉を聞いたことがあるでしょう。
多くの方が予想をする上で、オッズや直近成績・タイムなどから予想をしているかと思います。
ただ、予想において最も理解しておかなければいけないのが今回紹介する「脚質」です。
脚質を理解しておかなければ、レースがどういった展開になるのかが理解できず、予想が散々なものになってしまいます。
そうならないためにも、今回は「競馬の脚質」について詳しくご紹介!
脚質の意味や一覧・見方・勝率・自在・まくりまで徹底解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
そもそも、脚質とはどういった意味なのでしょうか。
ご紹介します。
脚質は、それぞれの競走馬の走り方です。
競走馬がどういったレースを行うのが脚質を見れば理解することができます。
もし、競馬予想を行っていく中で脚質を一切見ていなければ、レースがどうった展開になるのか理解できず、散々な結果になってしまうでしょう。
それほど、競馬予想において「脚質」は重要な要素となります。
競馬において重要な予想である脚質。
この脚質は、競走馬の特徴・騎手の能力・陣営の思惑によって決定されます。
競走馬の特徴は変化することはほとんどありません。
ですが、騎手と陣営の思惑はレースによって変化することがあるので、馬の脚質が変化することも少なくないのです。
では、それぞれどういった判断で脚質を決めていくのかご紹介していきます。
競走馬は、個体によって異なる特性を持ち、これらの特性の長所と短所が脚質に影響を与えます。
出発時に鈍さが目立つ馬は、後方からのスタートを選択。
逆に、スタートダッシュが得意な馬は、前方からのスタートを選びます。
また、競走中に馬群に適応できない気性の馬は、極端なポジションで競走しなければならないことも。
各競走馬の資質に基づいて、トレーナーや馬主は馬の適切な脚質を選択しています。
競馬において、騎手は個性やスキルにおいて大きな差があり、これが馬の脚質に直接的な影響を及ぼします。
騎手が馬の特性に合わせた戦術を取ることや、レースのペースを見極め、それに応じたポジションからレースを進めることも。
さらに、騎手の技術や判断力が低い場合は、競走馬が本来の脚質で走れないこともあるのです。
各レースのエントリーする馬が最終的に確定した後、各競走馬のトレーニング陣は独自の戦略を練り上げます。
競走馬の脚質が適応力のあるものであれば、競走馬同士の相性や競走時のコンディション・競走場の状態などを考慮して、トレーニング陣は騎手に対する戦術を指示。
よって、レースによっては、前走と全く違う走りとなる競走馬がしばしば見られます。
脚質は、一般的に以下の5つの種類に分類されます。
これらの種類は、出走馬がどの位置でレースを進めるかを示すもの。
それぞれ、独自の特徴が備わっています。
これらが一体どういったものなのか見ていきましょう。
競馬における「逃げ」とは、レース中に最前列でリードする脚質を指します。
気性的な部分で、この脚質に分類される馬が多いです。
逃げは、最初から先頭に立ち、自分のペースを築くことができます。
しかし、逃げ脚の馬は後続の馬たちにとって目立つ存在となり、しばしば競り負けるリスクがある脚質です。
逃げ馬は、もっとも直線距離が短い函館競馬場を得意としています。
順位 | 競馬場 | 勝率 |
---|---|---|
1位 | 函館 | 27.0% |
2位 | 小倉 | 20.7% |
3位 | 福島 | 19.6% |
4位 | 京都 | 19.6% |
5位 | 札幌 | 19.1% |
6位 | 新潟 | 19.1% |
7位 | 中山 | 17.8% |
8位 | 阪神 | 17.2% |
9位 | 中京 | 17.2% |
10位 | 東京 | 12.7% |
反対に、最も直線の長い東京競馬場では、最下位という分かりやすい結果が出ています。
よって、逃げ馬は直線の短い競馬場で狙うべきと言えるでしょう。
競馬における「先行」は、レース中に馬群の前方に位置する脚質を指します。
通常は、競走開始後に先頭の馬から数えて2番から5番目の位置につくことが一般的。
ですが、競走馬の頭数や状況によっては、それよりも前にポジションをとることもあります。
先行馬は、レース中のペースに左右されず、他の馬に邪魔されにくい有利なポジションを保持することができる脚質です。
先行馬も逃げ馬と同じような結果で、直線が短く小回りの競馬場ほど力を発揮する傾向にあります。
順位 | 競馬場 | 勝率 |
---|---|---|
1位 | 札幌 | 53.3% |
2位 | 函館 | 50.2% |
3位 | 小倉 | 48.1% |
4位 | 中山 | 46.1% |
5位 | 阪神 | 45.3% |
6位 | 福島 | 44.1% |
7位 | 京都 | 42.8% |
8位 | 新潟 | 39.7% |
9位 | 東京 | 39.5% |
10位 | 中京 | 39.2% |
反対に、苦手な競馬場は中京競馬場。
改修工事を行った2012年に、直線が313.8mから412.5mへと拡張されています。
差し馬や追い込み馬が十分逆転を図れる距離になったので、逃げ・先行馬にとっては受難の競馬場と言えるでしょう。
競馬における「差し」は、レース中に馬群の中程から後方に位置する脚質です。
ただし、直線に入る前の最終コーナー周辺で、差し馬は順位を上げて先頭集団に近い位置に接近する場合が多くなっています。
「差し馬」は逃げ馬・先行馬とは真逆の結果。
直線が長く、最後に脚を活かせる競馬場で勝率が高くなっています。
順位 | 競馬場 | 勝率 |
---|---|---|
1位 | 東京 | 33.7% |
2位 | 中京 | 28.8% |
3位 | 新潟 | 27.0% |
4位 | 阪神 | 26.1% |
5位 | 京都 | 25.8% |
6位 | 中山 | 25.2% |
7位 | 福島 | 23.2% |
8位 | 小倉 | 20.5% |
9位 | 札幌 | 19.4% |
10位 | 函館 | 15.5% |
特に東京競馬場は近年他の競馬場に比べ抜けて差しが決まりやすい傾向。
予想するときには差し馬に目を向けざるを得ないと言えるでしょう。
競馬の脚質における「追い込み」とは、差し脚よりもさらに後方に位置する脚質で、直線で他の競走馬たちを一気に追い抜くスタイルのことです。
この脚質の馬は、しばしばスタート時のペース設定や気性に課題を抱えており、直線でのスパートに頼ることが多いと言えます。
また、ペースに左右されたり、外側の軌道を選ぶことが多いため、不利な要素も多く含まれている脚質です。
追い込み馬は、差し馬の成績と似たような傾向があります。
順位 | 競馬場 | 勝率 |
---|---|---|
1位 | 東京 | 11.3% |
2位 | 中京 | 9.2% |
3位 | 京都 | 8.9% |
4位 | 札幌 | 8.1% |
5位 | 新潟 | 8.0% |
6位 | 阪神 | 7.9% |
7位 | 中山 | 7.5% |
8位 | 函館 | 7.4% |
9位 | 小倉 | 7.2% |
10位 | 福島 | 5.8% |
直線が長ければ長いほど、最後にスピードに乗った脚を使えるので納得の結果です。
福島競馬場が最も勝率が低くなっていますが、これは直線が292mという短さだけが要因ではありません。
初夏のレースは、梅雨とまともに重なるため馬場がまともな「外差し」が決まりやすくなるのが理由となっています。
競馬の脚質における「自在」とは、特定の脚質に縛られずレースの状況や他の競走馬の脚質に応じて、柔軟にスタイルを変える脚質です。
この脚質の馬は、競走ごとに異なる戦略を採用し、騎手やトレーナーの指示によって調整されることがあります。
例えば、元々は先行が得意な馬が、特定のレースで差しや追い込みに切り替えるなど。
自在な脚質の馬は、幅広い状況に対応できる柔軟性を持っています。
競走馬の脚質は、位置取りや取る戦術に大きな影響を与えることがお分かりいただけたでしょう。
しかし、出走表などで脚質を具体的に示すことは難しいことがあります。
その理由は、騎手が各レースで状況や競走相手に応じて位置取りを調整するためです。
特に「先行」と「差し」は、競走の途中で戦略を変えることがよくあり、それを予め出走表に表記すると、馬券を購入する人たちに混乱や不満を生む可能性があります。
従って、競走馬の脚質を正確に示すことは難しいと言えるのです。
競走馬の脚質を理解するためには、様々なデータを熟考し、情報を収集する必要があります。
ここからは、競走馬の脚質を調査するための有益なデータについて詳しく見ていきましょう。
競馬において、どの馬がどの枠に入るかは、競走馬の脚質を理解する手がかりとなります。
競馬はトラック競技であり、内側の枠に位置する馬は最短距離を走ることができるため自然に先行しやすいです。
そのため、内側の枠に入った馬たちの中からレースをリードする馬が出ることが一般的。
逆に、外側の枠に位置する馬は、前に出るためには相当なスタミナと意欲が必要となります。
普段は逃げ馬として知られていても、2番手や3番手に位置を取る戦略を取ることも考えられるでしょう。
枠の選択は、他のデータと相まって競馬ファンにとって重要な要素となります。
競馬で馬券を購入する際、脚質を考えるだけでなく、競馬場のコースの特徴を理解することが非常に重要です。
競馬場ごとにコースの仕様が異なり、それを把握することは競馬予想に役立ちます。
競馬場のコース特性は、スタートから最初のコーナーまでの距離・坂の有無・コーナーの形状・最終コーナーからゴールまでの直線距離など。
例えば、最終コーナーからゴールまでの直線距離が短い場合、後方から追い込む馬が前の馬を抜くための時間が制約され、不利になることがあります。
逆に、直線距離が長い場合、末脚を最大限に活用できるため後方に控えている馬にもチャンスが広がるでしょう。
競馬場ごとのコース特性を理解し、それを踏まえた戦術を選ぶことが競馬予想の成功につながります。
競馬において、競走馬がどの位置で走り、最終的にどのように競走を制するかは騎手が決定します。
競馬の名馬の中には、騎手の指示に従わず自分の判断で競走を勝ち抜いたという逸話もありますが、一般的には騎手が指揮し勝利へと導いているのです。
言い換えれば、脚質は騎手の戦術に大いに影響される要素と言えます。
騎手は、前方で競走を主導することが得意な場合もあれば、逆に馬群に囲まれずに後方から競走を展開することに長ける場合もあり人そぞれ。
騎手と競走馬の相性は非常に重要であり、騎手が得意とする戦術は競走馬の脚質を示すいち要因として考えられます。
脚質を把握するためには、競走馬の過去のレース映像をチェックするのが最も効果的な方法です。
過去の複数のレース映像を検討することで、その競走馬がどの位置でレースを進めるかを大まかに把握できます。
重要な競馬イベント、特に重賞レースにおいては、レース前に調教師や騎手からのコメントを集めることは一般的です。
これらのコメントは、レース戦術やアプローチに関する情報を提供してくれます。
ただし、コメントと実際のレース内容が一致しないこともあるため、あくまで参考程度に受け止めるべきです。
競馬において、大きく5種類に分類することができる脚質。
レース中のペースによって有利になったり不利になったりすることがあります。
それぞれの有利な脚質を見ていきましょう。
レース中のペースが速い場合、先行馬たちはスタミナを消耗しやすいです。
そのため、後方からレースを進める「差し馬」や「追い込み馬」が有利とされます。
特に「追い込み馬」は、非常に早いペースが必要とされることが多いです。
しかし、スローペースであっても、馬群が密集している場合には、瞬発力のある「差し馬」や「追い込み馬」が優勢になることがあります。
競馬において、平均的なペースが有利なのは、レース中のペースにあまり左右されない「先行馬」です。
ただし、どの脚質でも競走能力そのものが重要であり、脚質だけでなく競走馬の実力も考慮すべき要因と言えます。
競走中のペースが遅い、つまりスローペースの場合、スタミナを保存しやすい「逃げ馬」や「先行馬」の競走馬が有利とされます。
ただし、こうした展開ではレースが瞬発力に頼ることが多いです。
そのため、瞬発力に長けた競走馬は位置取りにかかわらず有利になる可能性があることを覚えておきましょう。
競走中の展開において、競走馬の走る位置が前方にあるほど、その展開に大きな影響を与えます。
したがって、レースの進行を最も左右する脚質は「逃げ」と言えるでしょう。
展開を考える際には、まず「逃げ馬」がそのレースに何頭出走しているかに着目することが重要です。
もし逃げ馬が1頭しかいない場合、その馬はレースのペースを完全にコントロールすることになります。
逃げ馬には、前を走ることを好む馬と、後ろの競走馬を見据えつつスマートにペースを調整できる馬の2種類が存在。
いずれの場合でも、逃げ馬にとっては有利な展開が長く続くでしょう。
この場合、最終直線において逃げ馬はスタミナを残しているため、余力を持ちながら逃げ続けることになります。
このようなペース設定では、後方から追い込む差し馬や追い込み馬にとっては、パートをかけても追いつくのが難しく、早めに攻めるとスタミナ切れのリスクにもなり得るのです。
したがって、逃げ馬が1頭しかいないレースは、差し馬や追い込み馬にとっては非常に不利な状況と言えます。
逃げ馬が複数いる場合、これらの馬はレース開始直後から1着を争う展開となります。
逃げ馬は、基本的に自分が一番前にいることを好む性格を持つ馬たち。
そのため、競走開始早々からハイペースの展開が予想されます。
ハイペースの展開になると、後続の競走馬との差が急速に開いていくため、後ろから控える差し馬や追い込み馬にとっては有利な状況に。
逃げ馬たちは前を争い続ける過程でスタミナを多く使い、最後のスパート時にはスタミナが尽きてしまいます。
これに対し、後方からじっと待つ競走馬は、前の競走馬たちがスタミナを使い果たすのを待って追い抜くことが容易になるのです。
ハイペースのレースで、差し馬や追い込み馬が前の競走馬を追い抜いて先頭に立つと、通常はそのまま優勝することがほとんど。
ただし、逃げ馬が複数いるからといって、必ずしも差し馬や追い込み馬に有利とは限りません。
逃げ馬たちの性格や走り方に違いがある場合は展開も変わります。
逃げ馬1頭以外が前に行くことを好まない場合、レースは前に行く馬が1頭で、その他が後ろにつく展開になり、ペースがそれほど速くないこともしばしば。
この場合、逃げ馬1頭のときとほぼ同じ展開になり、差し馬や追い込み馬にとっては不利な状況となります。
競馬のレースには、逃げ馬が1頭もいない場面も珍しくありません。
そのような場合、レースの進行は自動的に先行馬たちが主導権を握ります。
先行馬には、大まかに2つのタイプが存在。
一つは逃げ馬としても走れるタイプで、もう一つは周りに競り合う相手がいないと本来の力を発揮できないタイプです。
逃げ馬が不在で、逃げ馬タイプの先行馬が複数いる場合、これらの馬たちはお互いに牽制しながら自分たちのペースを守りながら競走します。
このタイプの先行馬はスパートをかける能力も持っており、このような展開は差し馬や追い込み馬にとっては不利な状況に。
逆に、逃げることが苦手な先行馬が前に出てしまった場合、ペースが不安定になることがあります。
後方に控えている競走馬は前の馬たちが自滅するのを待つことで、勝負をかける機会をうかがうことが可能に。
この場合、差し馬や追い込み馬にとっては充分なチャンスが生まれます。
逃げ馬が不在の場合、先行馬たちの走り方や特性を事前に調べレース展開を予想することが重要です。
競馬において、差し馬や追い込み馬はレース展開に無関係だとは言えません。
競馬のほとんどのレースは、最終直線でのスプリント勝負で結論が出されます。
逃げ馬や先行馬が自分のタイミングでスパートをかけた場合、通常は前方の競り合いに。
しかし、差し馬や追い込み馬も、自分のタイミングでスパートをかけることを試みています。
差し馬や追い込み馬にも異なる2つのタイプが存在しますが、特に最終直線での勝負を仕掛けるタイプは、レース展開に影響を与えません。
一方、第4コーナーを回る手前から積極的に前に出るタイプの差し馬や追い込み馬は、レース終盤の展開を大きく変えることができます。
もし、差し馬や追い込み馬が前の競走馬よりも早く仕掛けた場合、前の競走馬は差されないようにスタミナを節約できません。
この状況では、前の馬は自身のペースから外れ、後方から迫る競走馬にペースを合わせざるを得ないのです。
ただし、早めに仕掛けた差し馬や追い込み馬にもスタミナの限界があります。
そのあめ、必ずしも最後までスタミナを維持し、1着でゴールするわけではないので覚えておきましょう。
逃げ馬は勝つときは鮮やかですが、負けるときは惨敗というケースが少なくありません。
オッズは前走着順に強く影響されるもので、惨敗した馬はどうしても人気が下がる傾向にあります。
しかし、逃げ馬は惨敗後でも、展開が向けばすぐに巻き返します。
そうした場合、おいしい配当になりやすいのです。
逃げ馬は先行馬などに比べて成績は不安定になりがちですが、その分人気になりにくいので狙う価値が十分あるのです。
ここからは、その「逃げ馬」の探し方を詳しくご紹介します。
予想を行う際、レースの進行を具体的に想像することは非常に重要です。
紹介してきた通り、特に逃げ馬の存在は、レースの性質を大きく左右し勝負方法にも影響を与えます。
まず、出走馬の最近の成績と走りを詳しく調査し、過去に逃げた経験がある馬を特定しましょう。
もし逃げ馬が1頭しかいない場合、その馬が再び逃げる可能性が高いです。
しかし、複数の逃げ馬がいる場合は予想が難しくなります。
1頭も逃げ馬が見当たらない場合でも、いずれかの馬が先頭を取るでしょう。
通常、先行馬がスタートから先頭に立つことが多く、この場合はペースが遅くなりやすいと予想できます。
しかし、複数の逃げ馬がいる場合、事前に予想は難しいです。
スタートの速さやダッシュ力が競われ、枠順や騎手の判断が重要となります。
激しい競り合いになれば、ペースはミドルからハイペースになる可能性がありますが、騎手が競り合いを避ける場合も。
結果的には、隊列が形成されて比較的落ち着いたペースになることも考えられます。
前回のレースで逃げた馬同士を比較する場合、前回の競走距離も重要な要素です。
なぜなら、距離によって道中のペースが異なるため、今回のレースの距離と前回の距離の差が小さいほど理想的です。
距離差が大きい場合、馬は逃げるつもりがなくても、自然と先頭に立たされることがあります。
例えば、前回は短距離のレースに出走し、今回は長距離のレースに出走する場合。
距離の違いからくるペースの変化に馬は戸惑うことが考えられます。
逆に、通常は長距離のレースで逃げる馬が、今回短距離競走に出場する場合はスタートダッシュと道中のペースが異なるため、容易に先頭に立つことが難しいでしょう。
競走馬はレース前に走る距離を知ることはできません。
そのため、普段から慣れていない距離を走らせる場合、馬は戸惑うことがあります。
逃げることが得意な馬であっても、単に先頭に立つだけでは不十分です。
馬はスムーズに先頭に立ち、快適にレースを進めるためにリズムを保つ必要があり、そうでなければゴールまでのスタミナを保つことが難しいのです。
同じ距離で前走した馬を比較する際、前走のペースも重要です。
例えば、東京競馬場の芝1600mのレースに出走した馬Aと馬Bを考えてみましょう。
両馬は同じ距離の別々のレースで逃げましたが、前半600mのタイムには差がありました。
具体的に言うと、Aは前半600mを36秒台で通過し、一方Bは前半600mを33秒台で通過した場合。
もちろん、馬場状態なども考慮すべきですが、この3.0秒の差は相当に大きい差と言えるでしょう。
簡単に言えば、Aは前走のレースで遅いペースで逃げ、Bは速いペースで逃げたと言えます。
次走でAとBが同じレースに出走する場合、一般的にはBの方が逃げる可能性が高いと言えるでしょう。
もちろん、他の要因や枠順・騎手の判断も影響しますが、Bが前へ行く可能性が高いと考慮すべきでしょう。
ここまでで、異なる脚質が競走馬の戦術に大きな影響を及ぼすことが明確になったと思います。
では、各脚質が実際のレースでどれだけの勝率の違いをもたらすかを確認してみましょう。
以下に、脚質ごとの勝利馬をまとめてみました。
逃げ | 先行 | 差し | 追い込み | まくり | |
全レース | 16% | 44% | 29% | 11% | 2% |
重賞のみ | 13% | 33% | 43% | 11% | 2% |
※マクリとは、一番後方からの追い込みを指し最終コーナーあたりから急浮上する戦術。
まず、全てのレースを見ると「先行馬」が非常に強力で勝率は40%以上。
逃げ馬の勝率も16%に達していて、これらを合わせれば全体として60%の勝率があります。
現代の競馬界では、先行タイプの馬が有利とされており、このデータからもその傾向が分かるでしょう。
しかし、重要なのは重賞レースに限った場合、勝率が大きく変わることです。
ここでは「差し馬」が40%以上の勝率を示しており、これは力強い馬が中距離から後方で差し切る力を持っていることを示しています。
ですが「先行馬」も30%以上の勝率を保っており、全体的に見れば「先行」が最も高い勝率であることに変わりありません。
馬券を購入する際、的中率を重視する場合は「逃げ馬」や「先行馬」に注目しておくべきです。
これらの脚質の馬を積極的に選んでおくことは、的中率を向上させる最強の方法と言えるでしょう。
競走馬の脚質は、レース展開の予測と馬券選択において非常に重要です。
一般的には「逃げ」「先行」「差し」「追い込み」「自在」の5つの脚質があり、特にレース展開を考える上で「逃げ馬」の数は大きなポイントです。
1頭または少数の場合、通常はスローペースとなり前にいる馬が有利に。
逆に、複数の逃げ馬がいる場合、彼らが先頭を争うことからハイペースの展開となり後続の馬が追いつきやすくなります。
これらの脚質情報は、出走表には記載されていません。
そのため、各自で入念な調査が必要。
枠順や騎手の戦術・競馬場の特徴などを考慮しつつ、過去のレースを観察することが最も確実な方法です。
脚質による勝率について、重賞競走では「差し馬」が優勢とされていますが、全体的に見ると「逃げ馬」と「先行馬」が高い勝率を示しています。
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