競馬の鞭は使用回数が決まっている!痛いやかわいそうという意見まで徹底調査!

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競馬は、最大18頭もの競走馬がコースを走り抜ける競技。

その大きさとスピードから繰り出される迫力は、非常に魅力的と言えるでしょう。

また、ゴール前の最後の直線は順位が決まる1番の見どころ。

多くの騎手が競走馬に鞭を打って競走馬のポテンシャルを最大限に引き出します。

普段、何気なく鞭が打たれている様子を見ているとは思いますが、実は鞭の使用回数が決まっていることをあなたは知っていますか?

もし、規定の回数を超えてしまった場合、罰則に課される可能性もあるのです。

ということで今回は「競馬の鞭」についてご紹介!

痛いやかわいそうという声や使用回数・ルール・意味など詳しく解説しています。

ぜひ、最後までご覧ください。

競馬の鞭とは?

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そもそも、競馬の鞭とはどういった意味でしょうか。

ご紹介します。

競馬の鞭とは、騎手が馬に合図を送るために使用する道具です。

レースでは、長さ77cm未満で衝撃吸収素材を用いたパッドを装着したものでなければならないという明確なルールがあります。

騎手が鞭を用いた技には、出鞭や見せ鞭といった技があるほど使い方は様々。

競走馬に最大限のパフォーマンスを発揮してもらうために、騎手は鞭を使って合図を送っているのです。

実はレプリカを販売している

JRAの美浦トレーニングセンターには、騎手や競馬関係者用の馬具専門店があります。

このお店では、レースで実際に利用するための鞭や手袋・ゴーグルなどを購入することが可能。

しかし、先程紹介したとおりあくまで競馬関係者のためのお店です。

では、一般の方が鞭などが買えないのかと言うとそういうわけではありません。

各競馬場には、大体「ターフィーショップ」と呼ばれるグッズショップが併設されています。

このお店では、お土産用に鞭のレプリカなど競馬グッズを購入することが可能。

実際、かなりの人気商品のようで、レプリカの割に作りがよく結構痛いと評判です。

もし、鞭をはじめとしたグッズが欲しいという方は、競馬場に足を運んだ際に覗いてみてはいかがでしょうか!

競馬の鞭は使用回数が決められている

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競馬において、騎手が馬に鞭を使う場面は一般的。

ですが、鞭の使用回数は実は規制が存在し、それがあまり一般には知られていないことが多いです。

国内と国際の競馬ルールにおける違いや鞭の使用回数制限が時折変更されてきた歴史的経緯も、鞭の規制についてお話する上で重要な要素。

ここでは、鞭の使用に対してどのような規制があり変遷してきたのか。

また、日本と他国との規制の違いに焦点を当てて説明します。

連続で11回以上の使用と制限されている

誤解されやすいですが、日本の競馬においては、鞭の使用回数が1レースに対して厳格に規定されているわけではありません。

日本では、鞭の使用による違反が発生するのは、連続して11回以上の鞭の使用があった場合に限られます。

要するに、レース全体で見ると鞭の使用に制限はないということです。

実際、2016年の小倉記念では和田竜二騎手が早い段階から鞭を多用し、1つのレースで合計30回も鞭を使用。

ですが、連続して11回以上使用しなかったためルール違反ではありませんでした。

ここでの連続使用とは、鞭を振った後、2完歩する前に再び鞭を振ったときのこと。

2完歩の間に鞭を振らなければ連続使用とはみなされず、使用回数のカウントはリセットされます。

つまり、鞭の使用回数はレース全体で制限されていないと言えるでしょう。

日本と海外では鞭の使用回数に差がある

日本の競馬と国際的な競馬の間には、鞭の使用に関する規則に大きな違いがあります。

日本では、鞭の連続使用回数は最大10回までと制限。

一方、海外では多様な規則が存在します。

2017年のパリ会議の資料によれば、フランスでは鞭の使用回数が1レースで最大5回まで、イギリスでは7回までという近い規則に。

多くの国では1レース全体での使用回数だけが規制され、フランスでは連続して使用しようが分けて使用しようが、1レースでの鞭の振る回数が5回に限られています。

一方、イタリアやチェコスロバキアなどでは競馬での鞭使用に制約がない国もあり、ノルウェーやハンガリーのように鞭の使用が禁止されている国も存在。

したがって、世界中の国々において、鞭の使用に関する規則には大きな差があると言えるでしょう。

競馬は国際的な競技であり、国際大会では様々な国から馬と騎手が競り合います。

そのため、騎手にとっては各国のルールの違いが重要と言えるでしょう。

これを考慮して、国際的なレースが行われる前には、ルールの周知を徹底するために告知やブリーフィング、控室における注意喚起の措置が取られることが一般的です。

鞭の使用回数は年々変化している

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競馬における鞭の使用回数制限は、世界中で頻繁に変遷しています。

日本の現行制度が連続使用で10回までとなったのは、武豊騎手の公式サイトのコラムによれば2013年末に規定されたものです。

海外を見てみると、先に述べたフランスでは、かつて1レースで最大12回の鞭の使用が認められていました。

しかし、2005年には8回、2017年には6回、そして2019年3月からは5回にまで制限が厳格化。

他の国々も2000年以降、競馬における鞭の使用回数制限を頻繁に変更しているようです。

これに影響を与えている要因の1つは、動物愛護に関する運動だと言われています。

動物愛護の動きが競馬における鞭の使用に変化をもたらしており、世界中で規制が厳しさを増している背後には競走馬に対する配慮が影響していると言えるでしょう。

動物愛護の意識が強くなり鞭の使用回数が制限

鞭の使用回数に対する世界的な変更は、近年の動物愛護への意識の高まりによるものと言えます。

特にイギリスのように動物愛護への強い配慮がある国では、鞭の使用回数だけでなく使用方法や連続振りに対して厳格な規制が存在。

競馬業界は動物愛護団体からの批判や訴訟にさらされることが多く、その影響からか多くの国で鞭の使用制限が厳しさを増しています。

一方で、馬は一般的に人間よりも皮膚が分厚く、鞭の使用による痛みを感じにくいという意見も存在。

しかし、馬が実際に感じている痛みは人間には理解できないため、痛みの観点から動物愛護を議論すること自体に対する異論もあり、この問題は非常に複雑です。

最終的に、鞭の使用に関する議論がどのように結論づけられるかは予想できませんが、今後も世界各地でルールの変更が進行するでしょう。

過去には騎手がルール訂正を求めた事例もある

イギリスでは、2011年10月10日に導入された鞭の使用回数に関する規則が、わずか11日後の同月21日に訂正された事例があります。

この新ルールは、チャンピオンデイの直前に導入。

そのため、選手たちにとっては短期間の調整しか許されなかったことから、わずか10日で21人もの違反者を生み出しました。

この事態に対し、騎手側はストライキを含む抗議の行動を示唆し、新ルールに強い反発が寄せられたため僅か11日で急速な見直しが行われたのです。

競馬界では、騎手たちからの要望が新たなルール変更につながることもあるため、鞭の使用回数制限は頻繁に変更される傾向があります。

競馬の鞭の使用回数を超えた場合は制裁が課される

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レースで設けられた鞭の使用回数制限を破ると、騎手にはレース後に制裁が課せられます。

ここからは、競馬において鞭の使用回数制限を超えた場合の処罰についてご紹介します。

国によっては騎乗停止処分になる場合も

各国では、鞭の使用回数制限に違反した場合の処分についても異なるアプローチを取っています。

特にイギリスなどの一部の国では、制限を1回でも超えれば騎乗停止処分が自動的に適用され、その厳格さは際立っています。

例えば、2020年2月29日に開催されたサウジカップのG1レースでは、鞭の使用回数制限を超えたためマイク・スミス騎手が多額の罰金と合わせて9日間の騎乗停止処分を科されました。

多くの国では初犯なら罰金で済むことが一般的。

ですが、一部の国では一発免停とも呼ばれる、極めて厳格な処分が科されることがあります。

日本でも制裁はあるが明確化されていない

日本でも鞭の使用回数を超えると制裁はあるが明確化されていないことを紹介する画像

日本の競馬においても、鞭の使用に関する制裁が存在しますが海外と比較すると比較的軽いです。

最高でも過怠金が5万円が科せられる程度。

一方、鞭の使用方法に関する違反、例えば馬に過度な負担をかける行為は動物愛護の観点から非常に厳しい制裁が科せられ、騎乗停止処分などが課せられることもあります。

しかし、日本の競馬において最も問題視されているのは、鞭の使用回数制限について実際にはルールブックに書かれていないという点です。

この制限が導入されたのは2014年であるにもかかわらず、日本中央競馬会競馬施行規程は2007年8月31日以降更新されていないため、鞭の使用回数制限がルールとして正確に記載されていません。

この不明確な状況のため、騎手たちの間でも鞭の使用回数制限について正確な認識が広まっておらず、結果として鞭の使用回数制限を超えた違反が多発しています。

2020年に鞭に関する制裁が214回実施された際、そのうち205回が使用回数制限の違反に関連していたことが報告され、その割合は95%を超える数字でした。

ルールが公式に定まっていない状況では、騎手や競馬ファンから不満や不安が生まれることは避けられません。

そのため、日本中央競馬会(JRA)に対して、鞭の使用に関するルールの改訂が望まれています。

日本では油断騎乗で制限される

日本競馬においては、鞭の使用過多よりも「油断騎乗」と呼ばれるゴール前で追う動作を緩める行為が非常に厳しいペナルティの対象です。

武豊騎手は「騎手は馬の能力を最大限に引き出さなければならない」というルールがあるとし、ゴール前での鞭の制限を恐れるべきではないとの考えを表明。

これは競馬ファンが最後まで楽しむための心遣いから生まれたものです。

一部の人は、この精神から日本競馬では鞭の使用回数制限をルールとして定めないのではないかと考えています。

ですが、欧米諸国の競馬においても、鞭の使用回数制限が厳格であるからといって競馬ファンを軽視しているわけではありません。

欧米では、鞭の使用回数制限を適用する際に、上位争いの騎手にはある程度寛容で、その他の騎手に対しては通常通り厳格に制裁を加えるスタイルが採用されています。

とはいえ、このアプローチは制限回数を設けたルールの意義が曖昧になる可能性も。

柔軟に対応していくという部分においては、JRAも見習ってルール改定を検討する余地があるでしょう。

制裁覚悟で鞭を使用し勝ちを狙い行く騎手もいる

競馬の世界では、勝利を得るために制裁を覚悟で故意に反則行為を行う騎手も存在します。

具体的には、最後の追い込みでこのままでは勝利に届かない場合、反則を犯してでも鞭を打ち続けるような行動です。

このような行為はルールに違反し、競馬団体や他の騎手から非難されることがあります。

ですが、競馬ファンの中では、馬の勝利を最優先に考える姿勢が評価され人気者になることもあります。

また、わずかな反則行為でも順位を上げられる場合、騎手にとってはキャリア全体での勝利数を増やすメリットに。

そのため、競馬ファンだけでなく、騎手自身にとってもメリットがあるため、勝つために鞭の使用過多などの反則をためらわない騎手は意外に多いのです。

この傾向が象徴的だったのが、2005年にイギリスで行われたインターナショナルステークスというレース。

このレースはわずか7頭の競走馬が横一線に並び、激しい競り合いが繰り広げられました。

騎手たちは鞭の使用回数制限を完全に無視し、まさに「乱打戦」とも言える競走に。

その結果、多くの騎手に騎乗停止や罰金の処分が下される事態となりました。

レース中に鞭の使用回数は数えづらい

インターナショナルステークスの事例からも分かるかと思いますが、騎手たちはレースにおいて勝利を追求し、そのために全力を尽くします。

騎手にとって各レースは自身のキャリアに大きな影響を及ぼす重要な一戦であり、勝利に焦点を合わせることが不可欠です。

鞭の使用回数に神経を使う余裕はありません。

こういった事情から、先述した2011年にイギリスで導入された新ルールが騎手たちから批判されたと考えられます。

当時の新ルールは、1レース全体での鞭の使用回数だけでなく、ゴール前の特定な距離における制限など複雑な要素が組み込まれていました。

ルールが複雑になると、その運用が難しくなり制裁措置や誤審といったリスクが高まることを考慮すれば、当時の騎手たちが反発したのは理解できることでしょう。

競馬の鞭について痛いやかわいそうという意見も

競馬の鞭について痛いやかわいそうという意見もあることを紹介する画像

ここまで、競馬の鞭についての概要やルール、使用回数など詳しくご紹介してきました。

お分かりいただけた通り、使用回数においては年々ルールが変わっていますが、日本の競馬においてはルールで明確にされているわけではありません。

その背景には、競馬ファンからの「馬が痛いと言っている」「叩かれてかわいそう」と言った意見があるから。

明確に何回までとルール上で決めてしまっては、その回数の中で最大限鞭を叩く騎手も現れるでしょう。

最近では、動物愛護の意識が高まっている影響もあり、必要以上に叩かせないためJRAではルールに記載していないのかもしれません。

とはいえ、騎手も鞭を叩かなかったことで負けるような自分のキャリアをドブに捨てるわけにはいかないでしょう。

どの騎手においても、鞭を叩きたくて叩いているわけではないと思うので、そのあたりは理解して上で競馬を楽しんでいく必要がありそうです。

まとめ

今回は「競馬の鞭」についてご紹介しました。

鞭の使用回数制限というルールは、多くの関係者や思想がからみ合っています。

その複雑な背後には動物愛護や騎手のキャリア・競馬ファンの楽しみ、そして国ごとの文化といった様々な要因が影響しています。

このため、結論を出すのが難しいため、ルールの変更が頻繁に行われ、国ごとに大きな違いが生じているのです。

実際に、鞭の使用回数に関するルールを世界的に統一することは難しい課題であり、日本においても明確なルール形成が非常に困難な状況と言えるでしょう。

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