牝馬と牡馬はどっちが速い・強いのか違いを徹底解説します!

人間と同様に性別が存在する競走馬。
男の馬を牡馬。
女の馬は牝馬と呼ばれています。
人間に置き換えると、男女間では体格や性格など大きな違いがあるため、身体を使うスポーツなどでは男女別に分けられるのが一般的です。
ですが、競馬では牝馬と牡馬関係なく、混合で出走するレースがあります。
そのため、牝馬と牡馬の違いやレースにどのような影響を及ぼすのか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
という事で今回は競馬における牝馬と牡馬の違いを徹底解説します!
読み方から性格、どっちが強いか速いかなど詳しくご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
牝馬と牡馬の読み方
男性は「雄」で女性は「雌」という漢字で表すのが一般的と言えるでしょう。
ただ競走馬に関しては男は「牡」で女は「牝」というように動物の性別を表す漢字が用いられます。
競走馬における性別の読み方は以下の通り。
性別 | 読み方 |
---|---|
牝馬 | ひんば |
牡馬 | ぼば |
女馬の牝馬は「ひんば」。
男馬の牡馬は「ぼば」と読みます。
漢字だけを見ると非常に似ており混同しがちなので、しっかりと読み方の違いを認識しておきましょう。
牝馬と牡馬の5つの違い
人間の男女における違いというのは身体や性格などたくさんあります。
一方、競走馬においての牝と牡の間ではどのような違いがあるのでしょうか。
という事で、ここでは牝馬と牡馬の違いを5つご紹介します。
- 性格
- 体格
- 顔
- 斤量
- せん馬
それぞれについて詳しく解説していきます。
性格

牝馬は基本的に優しくてのんびりとした性格をしています。
ただ、とてもデリケートで恐怖心を持ちやすく神経質な一面を持ち合わせているため、牡馬と比べるとストレスを溜め込みやすいです。
そのため、厳しく調教をするとすぐに落ち込んでしまいがち。
重賞などのビッグレースが迫ると周囲の緊張感を察し、余裕が無くなってしまうなんてこともあるようです。
一方、牡馬は正直かつやんちゃな性格。
短気な部分もあるので落ち着きがなく、牝馬と比べると荒々しいです。
ただ、正直な性格という事もあり叱られた場合は素直に受けとめて改善に努めます。
また、ビッグレースなどのプレッシャーがかかる場面でも物怖じしないので、計算がしやすいです。
以上のことから、牝馬と牡馬どちらにおいても、基本的に人間の男女と共通点している部分が多いので、性格に関しては人間と同じ認識で良いと言えるでしょう。
体格
日本人の男性の平均身長は約170cm。
女性は約155cmと、かなりの体格差があります。
対して、牝馬と牡馬それぞれの平均体高と体重は以下の通りです。
比較 | 牝馬 | 牡馬 |
---|---|---|
体高 | 159cm | 161cm |
体重 | 448kg | 468kg |
牡馬が牝馬よりも、体高・体重が上回っています。
ただ、数字だけを見るとそこまで大きな差が無いように見えますね。
人間ほど体格差がある場合は、男女で種目を分けなければ公平になりませんが、競走馬の場合はそこまで大きな差がないので混合で競うのも納得できるでしょう。
顔
少々難易度は高いですが、牝馬と牡馬の違いは顔つきで判断することもできます。
まずは牝馬の顔をご覧ください。

牝馬の顔の大きな特徴は目です。
牝馬の目はクリっとしており「つぶらな瞳」と言っても良いほど。
まるで、少女漫画に出てくるヒロインのようにキラキラと輝いています。
一方、牡馬の顔はどのようなものなのでしょうか。

牡馬の顔は牝馬と比べると目つきが鋭い印象。
目がキリッとしており、その眼光から闘争心を感じ取る事ができます。
馬によっては、牝馬なのに目付きが鋭いなどと言った事があるので全て共通しているとは言い切れませんが、見た目で判断する際は馬の目に注目してみてください。
斤量

牝馬と牡馬の間には斤量の違いがあります。
なぜ斤量に違いがあるのか。
それは、牝馬と牡馬の体格差を考慮して公平性を保つためです。
牝馬は牡馬と比べて体高と体重が劣ります。
それにも関わらず同じ条件で出走してしまえば、体格が有利な牡馬が勝ちやすくなるのは必然と言えるでしょう。
そのため、競馬のレースでは、牝馬の斤量を牡馬より2kg軽くできるというルールが定められています。
ただ、牝馬でも体格が牡馬よりも良いという場合もあるので、その際は体格に加え斤量でのアドバンテージもあり好走する可能性が高いと判断できるでしょう。
せん馬

競走馬には牝馬と牡馬の他にせん馬(騙馬)と呼ばれる第3の性別が存在します。
せん馬は簡単に言うと去勢された馬。
元々は牡馬でありながら、男性器を去勢する事で中性的な立場になります。
せん馬にされる理由は様々ですが、特に対象になりやすいのが気性の荒い馬です。
あまりにも気性が荒いと、ポテンシャルが高かったとしても調子のムラが激しく自分自身をコントロールできないため、実力を発揮できなくなります。
そのため、去勢を行いせん馬にする事で女性ホルモンを分泌させ落ち着きのある性格にするのです。
人間の都合で去勢させられてしまうのは少々心苦しいところもあります。
ただ、競走馬としてのキャリアを考えるとせん馬になった事で調子が上向く事もあるので、一概には否定できませんね。
牝馬と牡馬はどっちが速い・強い?
牝馬と牡馬の違いが分かったところで、実際のレースではどちらが強いのか気になるところではないでしょうか。
という事で、ここでは「牝馬と牡馬はどっちが速い・強い?」という疑問に対して解説していきたいと思います。
馬の性別は競走結果にも大きく影響するので、ぜひ目を通しておいてください。
一般的には牡馬の方が強いと言われている

近年の競馬では基本的に牡馬の方が強いと言われています。
その大きな理由はやはり身体能力の差でしょう。
競馬のレースでは牝馬と牡馬の体格差によるアドバンテージを無くすため牡馬の斤量を2kg軽くする措置が取られています。
ですが実際の競走成績を見ると、牝馬より牡馬の方が好成績を記録。
斤量のハンデあってしても、牡馬の方が強い傾向です。
ただ少数ではありますが、牝馬でも牡馬を圧倒する実力を持つ馬がいます。
代表的な牝馬は、日本ダービーや安田記念を連覇したウオッカやジャパンカップのレコード記録を叩き出したアーモンドアイなどです。
特にアーモンドアイはここ数年の競走馬においてトップクラスの成績を残しているのでご存知の方も多いでしょう。
そのため、競走馬全体で見ると牡馬が優勢。
馬単位で見ると、牝馬でも素晴らしい活躍する馬がいるという認識をするのが良いでしょう。
牡馬の方が速い

牝馬と牡馬はどっちが速いのか。
体格だけで考えると、体重の軽い牝馬のではと思うかもしれません。
ただ実際、全体の統計では牡馬の方が速いというデータが出ています。
近年は「牝馬が速くなってきた」と言われるようになってきましたが、データを見るとそこまで追いついてきたという印象はありません。
どちらかと言うと、全体の差はそこまで縮まっていないが馬単体で見た時に強力な牝馬が増えてきたという表現が正しいと言えるでしょう。
そのため、基本的には牡馬の方が速いという認識をするようにしてください。
夏は牝馬が活躍しやすい

競馬には「夏は牝馬」という格言が存在します。
一体なぜ牝馬は夏に強いと言われているのか。
その理由は以下のようにいくつかあります。
- 体温管理ができるから
- 実力馬が出走しないから
- フラットなコースで開催される事が多いから。
これらの中でも特に牝馬が夏に強い理由は「体温管理が上手いから」です。
馬という生き物は人間よりも暑さに弱いと言われています。
なので、気温が高ければ高いほど身体的な影響を受けやすく、実力が発揮しにくくなってしまうでしょう。
そこで鍵を握るのは体温をいかに調整できるかということです。
体重が思い牡馬は、牝馬よりも脂肪が多くなります。
脂肪が多いと、体内の熱を外に逃がしにくくなるので、その分体温は高いままです。
一方、牝馬は脂肪が少ない分熱を放出できるので、体温の調整がしやすくなります。
以上のように牝馬は牡馬よりも夏バテしにくく、本来の実力を発揮する事ができるので、夏の期間は活躍しやすいと言えるでしょう。
【2023年最新版】強い牝馬と牡馬をご紹介
競走馬全体で見ると、牡馬の方が強い傾向にあるとご紹介しました。
ですが、馬単位で見ると牝馬でも牡馬と互角またはそれ以上の場合もあります。
という事でここでは2023年最新の強い牝馬と牡馬それぞれをご紹介。
ぜひ予想の参考にしてみてください。
【2023年最新版】強い牝馬:リバティアイランド

馬名 | リバティアイランド |
---|---|
体重 | 474kg |
血統(父) | ドゥラメンテ |
血統(母) | ヤンキーローズ |
リバティアイランドはドゥラメンテを父、ヤンキーローズを母に持つ競走馬です。
牝馬らしからぬ恵まれた体格が特徴的。
筋肉の塊とも称される強靭な馬体を駆使し、力強い走りを得意としています。
2023年は、桜花賞と日本ダービー(牝馬)を圧巻の走りで制覇するなど大活躍。
賞金ランキングでも多くの牡馬の名が連なる中、牝馬の中では最高位に位置しています。
実力と結果は文句なし。
まさに2023年で最も強い牝馬と言えるでしょう。
【2023年最新版】強い牡馬:タスティエーラ

馬名 | タスティエーラ |
---|---|
体重 | 478kg |
血統(父) | サトノクラウン |
血統(母) | パルティトゥーラ |
タスティエーラはサトノクラウンを父、パルティトゥーラを母に持つ競走馬。
身体のキレが非常に良く、スピード感溢れる走りで多くの観客を魅了しています。
2023年は皐月賞で2着、日本ダービー(牡馬)を制し、一躍注目の的となりました。
競馬関係者の間ではポテンシャルの高さは3歳馬でNo1と評されるほど。
素晴らしい実績と潜在能力の高さから2023年で最も強い牡馬はタスティエーラと言えるでしょう。
牝馬と牡馬の違いまとめ
今回は牝馬と牡馬の違いについてご紹介しました。
人間の男女間に体格差や性格の違いがあるように、競走馬も牝馬と牡馬の違いがたくさんあります。
この違いはレースの結果にも大きく影響するので、予想をする際はしっかりと把握しておきたいところ。
「夏競馬期間だから牝馬のほうが優勢」
「牝馬が多く出走する中ポテンシャルの高い牡馬がいるから牡馬が有利」
など、状況に応じて予想を考えてみてください。
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