地方競馬で起きた八百長事件リストをランキング形式でご紹介！

中央競馬に迫る勢いで人気が高まっている地方競馬。

ただ、そんなムードに水を差すように、地方競馬では常に八百長の噂が飛び交っています。

中には、逮捕者が出るまでの大騒動に発展した事件もありました。

という事で、今回は地方競馬で起きた八百長事件をランキング形式でご紹介します。

事件の経緯や詳細を紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

• 記事の最後には地方競馬で稼げる裏技をご紹介しています。
  気になる方はぜひご覧ください。

地方競馬は八百長が多い

地方競馬は中央競馬と比べると、八百長事件が発生したり疑惑が浮上する事が多いです。

様々な要因が考えられますが、最大の理由として挙げられるのは中央競馬との格差ではないでしょうか。

特に騎手の年収格差は顕著なもので、地方競馬騎手の年収は中央競馬騎手の約3分の1ほどになっています。

八百長はお金絡みのものがほとんどです。

なので、地方競馬騎手は収入が低いことによって少しでも大金を得ようと、八百長に目がくらんでしまうのではないでしょうか。

地方競馬における八百長事件ランキングTOP5

八百長が横行していると言っても過言ではない地方競馬。

小さいレベルの噂まで含めると数え切れないほど存在します。

という事で、地方競馬における数ある八百長事件の中で、特に大きな話題を呼んだ事件のランキングTOP5をご紹介します。

1位:笠松競馬で起きた所得隠しによる不祥事

地方競馬における八百長事件ランキング1位は、2020年に笠松競馬で発生した八百長事件です。

この事件では、総額3億円以上にも及ぶ所得隠しが発覚。

3名の騎手と1名の調教師が書類送検をされる事態にまで発展しました。

警察が介入したという事もあって、近年の地方競馬において最も注目を集めた八百長事件と言っても過言ではないでしょう。

うまネタでは、笠松競馬の八百長事件について詳しく調査しています。

気になる方は、こちらも合わせてご覧ください。

2位：計13名が書類送検されたばんえい競馬での八百長事件

こちらは、2016年にばんえい競馬で発覚した八百長事件。

ばんえい競馬に所属していた元騎手や厩務員の合計10名が不正に馬券を購入したとして、競馬法違反の疑いで略式起訴されました。

事件内容は、10名が2015年4月から12月までの間ネット投票サイトを通じ、ばんえい競馬の馬券を購入していたというもの。

自分の名前ではなく、他人名義でサイトに登録し、約394万円分の馬券を購入していたようです。

競馬では、騎手や調教師などの関係者が馬券を購入することが禁止されているので、立派な八百長行為と言えるでしょう。

この事態を重く受け止めたばんえい競馬は、再発防止策を発表。

帯広市や調教師会、騎手会をはじめとする、ばんえい競馬関係者が一丸となって再発防止に取り組むという姿勢を表明しました。

しかし、2021年1月6日にばんえい競馬で開催されたレースにて、舘澤直央騎手が明らかにおかしな騎乗を見せた事で八百長疑惑が浮上。

その後も、度々八百長が噂されるなど、根本的な体質の改善には至っていないようです。

3位：2chによる書き込みで発覚した金沢競馬での八百長疑惑

インターネット上で大きな話題を呼んだのが、2013年に金沢競馬で発生した八百長事件。

事の発端は、2013年9月29日に掲示板サイトの2chで「本日金沢9Rで八百長が行われます」というスレッドが立てられた事でした。

そこには「1番人気4番、5番人気2番がわざと負けます」という予言が書かれます。

実際に、その後行われた金沢9Rでは、1番人気の4番は11着。

5番人気の2番は7着と、入線することはありませんでした。

ただ、この程度ではたまたま予想が的中したと捉える事もできます。

しかし、この予言をした人物は「金沢競馬八百長糾弾」という名前のブログを作成。

そこには、馬券の売り上げやオッズの比較、レースのVTRを証拠に、不自然なレースについて言及する内容が記載されていました。

実際に、ブログ内で八百長の疑いを指摘していたレースでは異常オッズとなったり、明らかに故意の落馬が行われたりといった事が発生しています。

このブログ主の素性は明かされていませんが、かなり細かい情報まで把握していたので、金沢競馬の関係者である可能性が高いと言えるでしょう。

結局、これらの件は公にされる事はありませんでしたが、現在でも金沢競馬では八百長疑惑が頻発しています。

そのため、八百長事件が明るみになるのも時間の問題かもしれません。

4位：騎手が自殺までに追い込まれた園田競馬の八百長疑惑

こちらは少々闇が深いという事で知られている、2022年に12月に園田競馬所属の騎手が自殺したという事件です。

自殺をしたのは、木本直騎手。

当時は22歳と若く、将来を嘱望される騎手でもありました。

自殺が発覚した当初は、理由や経緯といった詳細が一切発表されていなかったので、様々な憶測が飛び交います。

その中でも「木本は殺された」という怪文書が届いた事が大きな話題を呼びました。

そこには、八百長を持ちかけられた木本騎手が断ったことで、周囲の関係者から総スカンを食らっていたという内容が書かれていたようです。

怪文書の送り主の詳細は明らかになっていないため信憑性には疑いもありますが、仮に事実であったとしたら競馬界に激震が走るレベルなのではないでしょうか。

この事件に関しては、現在でも詳細が公表されていません。

今後も競馬界で自殺者を出さないよう、しっかりと原因究明を行ってほしいところですね。

5位：昭和に笠松競馬で発生したもう1つの不祥事

笠松競馬では、2020年に発覚した事件の他に1975年にも不祥事が起きています。

それは、暴力団が絡んだ八百長事件です。

この事件以前から、笠松競馬の関係者が暴力団と繋がりが取り沙汰されており、岐阜県警と愛知県警も徹底マークをしていました。

そのような中、内部関係者の摘発によって、強制捜査を敢行。

騎手や調教師に馬主といった関係者と暴力団が連携して不正なレースを行っただけではなく、覚醒剤の使用までも明らかになりました。

これによって、騎手や調教師など逮捕者が続出します。

最終的に合計19名の関係者たちが笠松競馬を去る事になった、大事件にまで発展。

当時の競馬界では、山岡事件以来の大規模な八百長事件として話題になりました。

地方競馬における八百長事件ランキングTOP5まとめ

今回は、地方競馬における八百長事件ランキングTOP5をご紹介しました。

警察沙汰になったり、自殺が出るなどといった事件もあるので、とても衝撃的だったのではないでしょうか。

そんな世間を騒がすような八百長事件が地方競馬で多く発生している事から、地方競馬＝八百長のイメージが定着してしまっているのが現状です。

ですが、普段の地方競馬は全てが八百長という訳ではなく、基本的には潔白なレースが開催。

ここ数年は、地方競馬でも実力のある馬も増えてきているので、ぜひ1度でも勝負してみてはいかがでしょうか。

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中央競馬とは異なる点が多く、地方競馬に適した予想をしなければ勝つことは難しいと言えるでしょう。

とは言え、出回っている情報が少ないという点が地方競馬で勝負する上で最も頭を悩ませるところ。

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